【慰安婦像】大阪市・吉村洋文市長、サンフランシスコに「最後通告」 

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 大阪市は31日、旧日本軍の慰安婦像を市有化した米サンフランシスコ市に対し、像を市有物でなくすよう求める吉村洋文市長名の書簡を送ったと発表した。9月末までの返答を求めており、姉妹都市解消に向けた「最後通告」との位置づけだ。

 像は昨年11月に市有化され、吉村市長は関係解消の方針を決めたが、直後にサンフランシスコ市のエドウィン・リー前市長が急逝し、通知を延期していた。今回の書簡は7月に就任したロンドン・ブリード新市長に送った。

 書簡は7月24日付。慰安婦像に添えられた碑文について「不確かで一方的な主張をあたかも歴史的事実として記した」と指摘。「像と碑を市有物でなくすことにより、これまでどおり友好的に交流できる」「新市長のお考えが前市長と変わらないなら、姉妹都市関係を解消せざるをえない」とし、9月末までに新市長の返答を求めている。返答次第で大阪市姉妹都市関係を正式に解消する。

 像は中国系米国人らの民間団体が昨年9月にサンフランシスコ市内のチャイナタウンに建てた。碑文には「性奴隷にされた何十万人の女性」などとあり、吉村市長は「日本政府の見解と違う」と抗議していた。サンフランシスコ市の前市長は昨年11月、寄贈を受け入れる決議案に署名し、像と碑は市有化された。(吉川喬)